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堀内 勇輔; 渡部 創; 佐野 雄一; 竹内 正行; 木田 福香*; 新井 剛*
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 330(1), p.237 - 244, 2021/10
被引用回数:7 パーセンタイル:70.8(Chemistry, Analytical)抽出クロマトグラフィ法を採用した高レベル放射性廃液からのMA分離技術の構築のためにTEHDGA吸着材の適用性をバッチ式吸着およびカラム試験により評価した。バッチ式吸着試験の結果より、TEHDGA吸着材はTODGA吸着材と比較すると核分裂生成物の除染性能が優れていることが確認された。さらにカラム試験の結果より、TEHDGA吸着材から希土類元素の全量溶離が確認されたためTEHDGAは吸着材としても性能は十分に発揮され、プロセスへの適用が期待できる。
風間 悠*; 福元 博基*; 宮崎 康典; 佐野 雄一
no journal, ,
現行再処理計画では、使用済燃料再処理後の廃液をガラス固化処理し、地層処分することとしている。MOX燃料の利用において、放射性廃棄物の減容化および有害度低減は必要不可欠であり、マイナーアクチノイド(MA; Am, Cm)の選択的分離技術を開発している。抽出クロマトグラフィはその1つであり、MAと希土類元素の共回収にテトラ(2-エチルヘキシル)ジグリコールアミド(TEHDGA)担持吸着材を用いる。先行研究で報告されたTEHDGAの放射線劣化物の挙動を把握するため、推定化合物を有機合成するとともに、標準試薬に用いることで、積算線量に対する定量評価を行った。段階的な分解反応が示唆され、低分子化がみられたことから、繰り返し利用に伴って生成する劣化物との複合錯体構造や劣化物除去に係る研究開発を行う予定である。